新刊のおすすめ
午前中2時間授業をし、午後からは小中連携の研修。
5限は他校の先生がウチの学校の授業を見学されるので、
最初同じように各クラスを回って、
一通り見た後は図書室に戻りひたすら新刊登録。
今回来た中で特に面白いのは、
- 作者: 松浦寿輝
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 単行本
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- 作者: サンドラホーニング,バレリーゴルバチョフ,Sandra Horning,Valeri Gorbachev,なかがわちひろ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 大型本
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- 作者: ルイススロボドキン,Louis Slobodkin,くりやがわけいこ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2007/09/01
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『川の光』は大人が読んでも面白いし、
子どもにも読んで欲しい物語。
3匹のネズミの家族がさまざまな苦難を乗り越え、
安住の地を求める旅の話。
しかしただ単に「辛いねぇ、苦しいねぇ」
というハラハラドキドキ物語ではなく、
苦難を乗り越えるために親子、ご近所、
同族、はては他種族を超えて助け合う
という物語が根底にあるのが良い。
人間だって、どうしようも無い壁に立ち向かった時、
結局最後には「いかに他の人と助け合えるか」
というのが大事になってくるのだと思う。
そういうことを感じ取って欲しいなぁ。
あとの2冊はもうここで詳しく申し上げる必要無いほど
学校図書館では定番ですね。
『ゆうびんやさん〜』は思わず心がほこほこしてくる絵本。
『ねぼすけ〜』は30年以上も前に書かれた絵本の新装版。
とてもそんな昔に書かれたとは思えないくらい、
絵も物語りも今読んで色褪せないお話。
小津安二郎の『宗方姉妹』という映画に
「本当に新しいってことは、古くならないってことだと思うの。」
という台詞がありますが、まさにこれ。
本当に良い物語はいつの時代にも新しい。