今週の読み聞かせ


今週は2〜6年生は


スーホの白い馬 (日本傑作絵本シリーズ)

スーホの白い馬 (日本傑作絵本シリーズ)


を読む。
今年から昔話絵本コーナーを作ったり、
読み聞かせも月1くらいは昔話を取り入れたりと、
昔話に力を入れるという話を最初にし、
その後まず最初に読むのはどこの国の昔話かをクイズ
(先生が一番行きたい国の昔話です、という感じで)。


当たったら次は世界地図を見せてモンゴルの位置を確認し、
続いて『大草原の国モンゴル』という資料で
モンゴルの写真とともに風景・生活等の話をし、
馬頭琴の写真を見せてようやく話に入る、という流れ。
モンゴルは写真を見せると一発で子どもの興味を引く国。
大草原の風景や自分たちよりも小さい子どもたちが
馬を乗りこなしている写真は、想像を超えた世界なんだろうな。


昔話はただ読むだけだと今の子どもはなかなか入りづらい。
こうやって昔話の背景にあるものを説明して、
読み聞かせの前に既に昔話の世界に半歩踏み込んでいる、
という状態を作ってあげると、話に入り込みやすい(と思う)。
まぁ『スーホの白い馬』はそんなこと必要ない名作だけれど、
ただ読むだけよりは昔話の背景にあるものも一緒に学んで欲しい。
ま、自分の好きなモンゴルの話をしたいだけでもあるんですが…