前評判を信用しておくべきだったなぁ

typhoon_5162006-07-30


先ほど『ゲド戦記』を見て参りました。
見てない人には申し訳ないんですが、
もうダメダメな映画でした(;´д`)
以下感想をば。







※※※※※※以下ネタバレ注意!※※※※※※
※※※観てない人は読まないでください※※※






ていうかまぁ、真面目に感想書くのもはばかれるくらい
ダメダメだったんですが。
ストーリー展開はやたらのらりくらり。
少しずつストーリーの伏線を張るのは良いけど
(まぁこの伏線も全く意味が無いけど…)
伏線の前後もひたすら移動したり畑耕したりと
退屈なシーンで埋められていて
「いつになったら話が進むんだろうか」と
見ていてアクビが出る展開。
手に汗握ることはまず無い。


そして展開し始めたかと思えばいつの間にかテーマが
すりかわってる。
最初のほうで「龍と人はかつて一つだった」とか
「世界の均衡が崩れ始めている」とか
「全てのものには本当の名前がある」とか、
色々伏線張って期待させておきながら最後は
「死があるから生があるんだ」なんてな
「今更何を言うてはりますねん」とツッコミたくなる
わかりきったテーマと結論付け。
しかもそれをやたらと台詞で語る。
テーマの厚みが全く無いよ。


そして笑っちゃうのがクライマックス。
使い古された感のある粘着モンスター系、
やたらとアップで描かれる敵役の変な顔。
あんなのひたすら見せ付けられても…
怖いとか迫力ある以前にあきれ果てます。



あんまり酷評するのも悪いので
一応良かった点を書いておくと、
絵だけは今までのジブリ作品と同じく
細かいところまで描かれていたり
景色には奥行きがあったりと、
見応えがあります。
特に途中あのテーマ曲を歌うシーンは◎。
けれど本当にそれだけ。
他は全く見るべきところの無い作品です。


というわけで、久々に見て後悔した作品でした。
原作をまだ読んでいなくてこれから読む予定なんですが、
先に原作を読んでおきたかった…
こんな映画で前情報を入れたくなかったよ。



<同日更新>



今日は夕方からバス釣りに行って来ました。

拙者は大の釣り好きなんですが、
その中でもブラックバス釣りは特に好き。
えさ釣りと違ってルアー(疑似餌)で釣るので、
季節やその日の天候・水温・水質・地形などを考えて
「今日のブラックバスの行動パターンはこれだ!」
と頭の中で打ち出し、それにあわせて
ルアーをチョイスしてビシッ!と思ったところに投げる。
そしてその通り釣れた時の快感と達成感は、
他の遊びではなかなか味わえません(^^)


で、実は昨日も小学校の子どもたちに「先生釣り行こうよ〜」
とせがまれて行ったんですが、
行った時間が真昼間な上に子どもたちから
目を離せないので、結局釣りにも集中できず
釣果もゼロだったので却って欲求不満に。
そこで今日別の池で一人でリベンジに行きました。


まず釣り場に到着して状況をチェック。
水質はまずますクリア、水量は満水、
水温は夏そのものといった感じの高さ、
水草も夏らしくたくさんある。
こうなるともう夏のパターンです。
夏のバス釣りのキモは「影」と「水の流れ」。
魚も夏場は涼しいところに行きたがるので、
水温の下がりやすいその二つの要素があるところを
攻めるわけです。


しかしながら今日はオカッパリ(ボートなどを使わず
陸から投げる釣り)なので、場所は限られている…
なので、ともかく藪を掻き分けて歩き回って、
影のあるところ・水が流れてるところを探し回る。
「オカッパリは足で釣る」の鉄則です。


まずは左岸の藪を掻き分けて辛うじてルアーを
投げる体勢になれるくらいの狭い場所へ。
そこから沖の水草に向けて投げていたら…



ぽしゃっ




足 元 に 4 0 c m 代 の 大 物 が 。




灯台下暗し…。
まだ足元にいたので狙ってみるも、
しばらくルアーを眺めてからどっか行っちゃいました。
この場所では沖目で30cmほどのを1匹だけ。


続いてコンクリートの護岸沿いにある水草をチェック。
何箇所かにポイントがわかれているので、
一箇所一箇所をワーム(虫に似せたやわらかいルアー)で
丹念にチェック…するも、反応が悪い。
実際ワームを見ながらやってみると、
ワームに興味は示すけれど食いつかない、という感じ。


この時点でまだ5時過ぎなので、
もうちょっと時間が経ったら食い気が出てくるかな?
(※夕方は魚のお食事タイム)と思い、
休憩もかねて影に寝転びながら空を眺めたりする。


で、休憩も終わり良い時間になってきたので、
今度は心機一転トップルアー(水面近くを泳ぐルアー)に
変更して同じく護岸沿いを攻める。
するともう面白いようにバホバホ釣れる!(^皿^)
トップのルアーは魚がルアーに食いつくと
「バホゥ!」とか「バシュァッ!」という音と共に
水面が割れるので、「今出るかな…次出るかな…」
とルアーをドキドキしながら巻くのが楽しく、
そして出た瞬間「きたぁぁぁあ!!」と
一気にテンションマックスで巻き上げて、
それが何度も何度も面白いくらい釣れるのでもう
ムッハー楽しいタマラン!(*゚∀゚)=3 
てな気分でした!久々に楽しい釣りだったなぁ…
サイズは小さかったけど二桁以上釣ったし。



とまぁ長々とマニアックな釣り日記になりましたが、
ともかくこんな感じで本日は日が暮れるまで、
というか日が暮れてからもしばらく釣りを楽しんでました。
おかげて帰りの山道がちと怖かったよ…