良い絵本に久々に出会う

typhoon_5162007-12-08



今日は特にネタもないので
久々に読み聞かせ日記。


ここ最近読んだ中で特に良かったのは、



綱渡りの男 (FOR YOU 絵本コレクション「Y.A.」)

綱渡りの男 (FOR YOU 絵本コレクション「Y.A.」)


中学年〜高学年に読んだ『綱渡りの男』。
今はもう無いニューヨークのツインタワーを綱渡りした男のお話。
というあらすじ書きだと七転八倒なストーリーを想像するんですが、違うんですよね。
「綱渡り」がただひたすら好きで、400mの高みで彼が感じていること、
彼の生き方が清々しく描かれている。
幅広い年齢層を感動させる絵本だと思います。



よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし (にいるぶっくす)

よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし (にいるぶっくす)



続いて紹介するのは『よにもふしぎな本をたべる男のこのはなし』。
タイトル通り、とってもふしぎな男の子が主人公のおはなしで、
子どもたちの反応も上々でした。
オチが少し綺麗すぎる気もするけれど、最後のページの仕掛けが面白いので良し。
低学年〜中学年に読みました。



ああ、たいくつだ! (児童図書館・絵本の部屋)

ああ、たいくつだ! (児童図書館・絵本の部屋)


拙者の好きなピーター・スピアーの『ああ、たいくつだ』。
たいくつな兄弟が倉庫で見つけたのはプロペラ。
プロペラと言えば飛行機。
そこで、垣根を取って、シーツを持って来て、
ねじもエンジンも取ってきて…。
子どもの底知らずの可能性を感じさせてくれます。
ちなみにピーター・スピアーさんの作品では、


きっと みんな よろこぶよ! (児童図書館・絵本の部屋)

きっと みんな よろこぶよ! (児童図書館・絵本の部屋)



もオススメ。こっちもトンでもない兄弟が出てきます。




さて、あと2週間で子どもたちは冬休み。
来週はクリスマス特集読み聞かせ。
最後の1週は学期末恒例の恐い話。
今度は泣かせないように加減しないとなぁ…