ちょっと愚痴愚痴


年度末ともなると先生方は成績付けやら
6年生を送る会の準備やら卒業式の準備やらで
そりゃぁもうぶっ倒れそうなくらいの忙しさになんですが、
オレは図書館司書という「先生ではない立場」なので、
成績付けもなく行事の役割分担も特に無く、
今年度最後の図書便りも作り終えたし
子ども読書推進計画の第二案も作り終えたし、
本の発注もとっくに終わっているので、
まぁ要するに年度末だけど結構ヒマである。
なので、今がチャンスとばかりに図書登録ルールを作成中。


信じがたいことに、
市内の小中学校の図書室にパソコンが配備され、
蔵書も全てパソコンで管理するようになって
既に5年が経っているというのに、
図書管理ソフトに本のデータを入力する際の
統一ルールが存在しない。
各校独自(というより各司書独自)のルールで
(酷い場合は司書さんのその時々の気分で)、
見事にばっらばらのルールで入力されていた。


その結果、同じ本のデータがいくつもあったり
同じ著者名の入力方法が十通り以上もあったり、
酷い場合には出版社名に「文春文庫」とか
講談社青い鳥文庫」とか入力されてたりと、
もう目録専門の司書さんが見たら即卒倒しそうなほどになっている。
日本目録規則も何もあったもんじゃない。
というわけでこの恐ろしい状態を何とかするために、
ただいま統一ルールを作成中なわけです。



しかし一番恐ろしいのは、この5年間のあいだ
誰一人として「統一ルール作りませんか?」と
言い出さなかったことじゃなかろうか。
深くは追求しないけど…