久々の会心作


今週は府立図書館から取り寄せた、


さよならチワオ (絵本カーニバル)

さよならチワオ (絵本カーニバル)


を中心の読み聞かせ。
この作品、赤木かん子さんの著作で紹介されていて、
最初は表紙とタイトルがあまりにもアニメチックだったので
第一印象はイマイチだったんだけれど、
いざ取り寄せて読んでみたらこれがかなり良かった。


主人公は11歳の男の子。
男の子が生まれた時から一緒のチワオは、
最初は元気に一緒に遊んだり、散歩をしていたけれど、
やがて年を取り散歩にも行かないようになって、
男の子も家族もだんだんチワオに構わなくなった。
そんなある秋の日、チワオが寝ていたクッションが
血で赤くなっていた。とこずれでチワオの左わき腹は
血で真っ赤になっていた…
その日から、チワオを家族全員で介護する日が続く。

とまぁこんな感じのストーリーなんですが、
表紙を最初に見せたら女の子たちは「かわいい〜」とか
反応するんですが、いざ読み始めたら誰も一言も発さず
黙って聞いていて、最後は泣く子もちらほら。
男の子からも「感動した〜!」声が出るほど。
久々に会心の作でした。オススメ。


しかしこのところ仕事も3年目に入ってちとネタ切れ気味。
あぁ、こんな会心の作品ばかり載っている
絵本リスト無いかなぁ。