子どもと読書とメディア


昨日酷かった鼻水はぴたっと収まり、
代わりに今日は目が痒くてしょうがない。
このまま毎日変わりばんこで鼻水と目の痒みが
続くんじゃぁないよなぁ…?


さて、先日某市の委員会で出た宿題をする。
が、途中まで順調に書くも結論をまとめる少し手前で
筆が止まった。このまま簡単に結論を出すことはできるけど、
どうも自分の中で何かが引っかかって書けない。
今書いてる文章は子どもの読書について、
「子どもの読書を進める・充実させるにはどうすれば良いか?」
という考え出したらキリがないテーマなんですが、
その宿題が出た時に「子どもの読書とメディアの関係」
が論点として挙がっていた。
端的に言うとテレビやゲームや携帯電話などのメディアが
子どもが読書する時間を奪っている、という話が
他の委員から出てきたわけです。

しかしよくよく考えてみるとこの論点おかしくね?
と思うようになってきた。
そもそも最初のひっかかりはメディアってそんなに悪いものか?
という考えがオレの中にあって、
たとえば今四川省地震の情報を逐一伝えることで
寄付やボランティアが増えたりすることもあるだろうし、
携帯電話のおかげで生活が便利になることも否定できない。
要は付き合い方の問題なのに、
今挙がっている案では「ノーメディア・ゲームデー」を作ろうとか、
なるべくテレビをみないようにしようとか、
どうもメディア否定的な方向にいっている。
そこが引っかかる1点目。


もうひとつは、メディアが無くなれば
メディアに充てられていた時間が
そのまんま読書の時間になるか?という疑問。
テレビもゲームもケータイもなくなったとして、
余った時間が果たして即読書時間になるだろうか。
たぶん、これもノーじゃなかろうか。
その余った時間が何に使われるかはわからんけれど、
少なくとも家に本が無い家、図書館で本を借りたり
していない家ではたぶん読書にならないだろう。
読書するための本が無いわけだから。



とまぁこんなことをつらつら考えてたら行き詰ったわけですが、
この日記かいてたらちょっと道筋も見えてきた。
明日〆切だし、そろそろまた宿題の続きに戻るので
今日はこの辺でおやすみなさ…じゃなくてさようなら。
寝ちゃだめだっての。