今年の課題図書


今年の読書感想文コンクールの課題図書が決まったので、
課題図書用図書便り(と書くとややこしいな)を作るため、読み込んでる。
低学年・中学年全部と高学年の2冊を読了。
今のところ読み終えてピカイチだったのは、


おこだでませんように

おこだでませんように


いっつも怒られてばっかりの子の心境を描いた絵本。
大人としては耳が痛いですな…
しかし子どもはどんな目で見るんだろうか。反応が楽しみだ。


面白いなぁと思ったのは、


オランウータンのジプシー (ポプラ社ノンフィクション)

オランウータンのジプシー (ポプラ社ノンフィクション)


多摩動物園のオランウータンの飼育係さんが書いたノンフィクション。
人間に最も近い類人猿に属するオランウータンが題材ですが、
本当頭が良いんだなぁ、オランウータン。
飼育係さんが苦労するところをオランウータンが
機転を利かして飼育係を間接的に助けたりもする、
というエピソードが多々でてきて、本当に驚くことばかり。
けどビックリ話ばかりに偏らず、飼育係さんの熱意や苦心も
ちゃんと書かれていて、なかなかに面白い。


いまのところこの2冊がピカイチでした。
あと読んでないのは高学年の『ぼくの羊をさがして』と
ヨハネスブルクへの旅』。一番重厚そうな2冊が残ったなぁ。
面白くなかったのについては…まぁ書かないでおきますか。