十進分類法


久々の図書の時間。先週の月曜日以来だから…8日ぶりか。
今日は午前中4時間埋まっていて、しかもしゃべることも多い。
おまけに原因不明の鼻詰り・喉の痛み(花粉症は認めない)で
しゃべりにくいことこの上ない。
が、授業は待ってくれないし今日の授業は前々からしたかったので
張り切ってなんとかしゃべる。


今日の授業はこの休み中に作った十進分類法のポスターを使って
請求記号・十進分類法のオリエンテーション
説明した内容は以下の通り。

  • 図書室の本の背に貼ってあるシールの番号はその本の内容をあらわしており、同じ内容の本は同じ番号になること。
  • その番号は百の位の番号でまずおおまかに十種類に分けられており、「0類〜9類」まであることとその類の内容の説明。
  • 「0類」は他の全ての類の内容を含んでいる本が入ること。
  • 細かい番号の内容を知りたい時は、別で作ってある「十進分類表ファイル」で探せること。
  • 十進分類法は日本中のほとんどの図書館で使われており、


十進分類表ファイル」は、000〜999までの分類を
小学校用に分かりやすい言葉で書いてあるファイル。
このファイルを手作りで作るのが苦労したなぁ…
「このファイルを見れば自分の探したい本の番号がわかる」
というくだりで子どもに「適当に番号言ってみて、その内容言うたるから」
と言うと「999番!」「811番!」「398(サンキュッパ)!」
とか出てくるんですが、そこでぽんぽんと答えるとこのファイルの
便利さが伝わる。逆に内容を言わせて番号を応えるのも◎。


このやり方はkoyateruさんのブログを参考にさせていただきました。
十進分類法を教えるのと教えないのとでは、
この先子どもたちが高校・大学・社会人と育って
図書館を自分で利用しだす時に大きく変わってくる、と思う。
オレが以前働いてた大学図書館では、
大半の学生が分類法どころか図書館の本がどう並んでるかも
知らなかったからなぁ…だから学校図書館で働きたくなったんだ。
今日教えた子たちは、きっと大人になっても覚えていてくれる、ことを願う。