『しってるねん』 『その日のまえに』
先月読み聞かせした中で一番好評だったのが、
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- 作者: いちかわけいこ,長谷川義史
- 出版社/メーカー: アリス館
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 単行本
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全編大阪弁で内容もたわいないものだけれど、
絵がいかにも「大阪!」てな感じ。
いわゆる「どぎつい」という語感がぴったりの絵で、
この絵だけで子どもたちはゲラゲラ笑ってました。
う〜ん、大人にはわからん感覚だ。
一方、読書を解禁したのでマイミクのエビスさんに
薦められていた、
![その日のまえに その日のまえに](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51F1QT47GXL._SL160_.jpg)
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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を読了。
さまざまな人々の「その日」を描いた短編集。
「その日」は死別の日のことを指すんですが、
色んな人々の、その日を迎える前から後までを描いた作品。
何気ない日常に死の影を重ねたり、
子どもの目を通して死を描いたりと、
ふだん見落としているような感覚から
死を意識させられる感じで余計に
心の奥底の突き刺さる感じでした。
拙者は今まであまり近しい人の死に
立ち会った経験が無いのですが、
果たして自分はこれほど冷静でいられるだろうか…。
それでは今日はこのへんで、また次回。