バッテリー

typhoon_5162007-03-12


昨日の話ですが、映画『バッテリー』を観てきました。あさのあつこさんが書かれた同名の原作の映画化作品。原作は児童書ながら大人でも読み応えのある作品ですが、いかんせん登場人物の心理描写が奥深く、映画化が難しそうな作品。果たしてどんな映画になるのか期待半分、不安半分だったんですが、感想は…原作知らなかったら良い映画、原作読んでたらちと納得の行かない作品、てな感じでした。悪くないんだけど…なんか原作との違和感を感じる作品。原作が全六巻という長い話なので、それを映画の2時間にまとめるには原作の中からテーマ・キャラクター・エピソードを取捨選択しないといけない。それを踏まえるとかなり頑張ってる作品だとは思うんですが、いかんせんユニフォームやジャージがいつも真っ白だったり出てくるボールが全部新球だったりするのが気になってしまい、細かいところの違和感余計にストーリーの違和感を増幅させてしまう。作り込まれてない感が出てしまう。そのへんが勿体無い気がしました。かなり厳しい見方ですけど(笑)まぁ、観れば色々考えさせてくれる作品なので映画好き&原作ファンはよろしければ観て下さい。それでは今日はこのへんでおやすみなさい…