生地勝負のパン

突然ですが、オレは無類のパン好きです。地元のパン屋さんはあらかたチェック済み。
テニスがある時は行きしなに必ずお気に入りのパン屋に寄ってパンを買って行きます。
パン屋に寄ったために遅刻することもしばしば（ぉぃ

そんなパン好きなんですが、
今日はチェック漏れしていた地元のパン屋さん、
「baker's u-be（ベイカーズ　ウーベ）」に行って来ました。
先日購入した『南大阪で食を楽しむ本』で
一番最初のページを飾っているのがこのパン屋さん。
写真を見る限りは非常によく目立つ外観で、
「こんなパン屋さんあったっけなぁ…」といぶかしんでたんですが、
いざ行ってみるとそりゃ見つからんだろうというくらい
すんごい入り組んだ街中にありました。
地元でも知ってる人は少ないだろうなぁ…
そして予想してたよりこじんまりとしたお店で
（写真は大きく見えるように撮っていた）、
品数も予想以上に少なかったんですが…
しかしかな〜り実力派のパン屋さんでした。

まず、パンの品数が少ないこともさることながら、
パッと見パンの彩りがとても地味。
他のパン屋さんが置いているような果物系のパンや
菓子パン類はほとんど置いていません。
「う〜ん…これはハズレかなぁ…」と少しガッカリしながら、
それでも入ったら買わないわけにはいかないので
生地にチョコとチョコチップを練りこんだパン、
カマンベールチーズとレタスとハムを挟んだBLCサンド、
バジルとトマトを練りこんだパンを買ってみました。

で、いざ食べてみたら果物系や菓子パン類が無い理由がわかった。
ここはパンの生地で勝負している。
生地が格段に美味しいんですよ。
生地自体の味と香りと歯ざわりだけで十分美味しい。
だから菓子パンとか果物パンとか作る必要が無いんですな。
今日食べた中ではバジルとトマトのパンが格段に美味しかった。
バジルとトマトのほのかな味が生地を格段に引き立ててる。
BLCサンドもチーズとハムの強い味と香りを
パンがしっかり受け止めていて見事に調和していて美味。
チョコパンは逆にパンの生地を殺してので微妙だったなぁ。
てか、ここのパンを食べると他のパン屋さんのパンは
パン以外のところで勝負してる、というような感じもしなくはない。
まぁ、それはそれで悪いことではないんでしょうけど、
生地に関して言えばここは今までのパン屋さんのなかで
格段に美味しかったなぁ。あぁ、また食べたくなってきた。
というわけでこれでまたいっそうパン好きになりそうです。

ただ、惜しむらくはこの「baker's u-be」さん、
オープンがAM11:00…朝ごはんに食べるにはオープンが遅い。
テニス行く前に買いにいけないなぁ。
なお、『南大阪で食を楽しむ本』では定休日が水曜日になってますが、
正しくは「月曜日と火曜日が定休日」ですので、
この日記を読んで行こうと思われた方はご注意ください。