ItemShelfレビュー


いやはや、先日の「SkyBook」に続いて、
またもやすんばらしいiPhoneアプリを見つけてしまった。
その名も「ItemShelf」。
名前通り「本棚」をiPhone上に作ることができるアプリです。
ま、見たほうが早いので早速レビュー。



初期画面の「棚一覧」。
ここにまず自分の好きな本棚を作れるわけです。
画面のように自分の好みによって分類分けが可能。



本棚の中身を見てみたところ。
初期状態ではまだ1冊も本が並んでいません。
それでは本を棚に入れてみましょう。
左下のカメラマークを押すと



本の「取り込み」メニューがあらわれます。
本の取り込み方法は画面のように、


・カメラ
・写真アルバム
・商品コード


の3つの方法から選べます。
「カメラ」はなんと、本のバーコードを撮影して、
そこからISBNなどの商品コードを読み取って取り込む方法。
いちいちISBN番号を打たなくても良いわけです。
ただし、iPhoneにはカメラの接写機能が無いので、
実際にこの方法で取り込むのは難しい様子。接写レンズが必要です。
「写真アルバム」は既に撮影済み、
またはPCなどから転送済みの写真から商品コードを読み取る方法。
そして最後の「商品コード」は手打ちでコードを入力する方法です。
では実際に「商品コード」で入力してみましょう。



「商品コード」入力画面。
ここではISBN、ASIAN、JANコードなどを打って検索ができます。
キーボードが自動で現れるのが便利。
なおかつ、キーボードに「X(エックス)」が入ってるのが良い!
ISBNは末尾にXがつくことがあるのでこれは便利。
作者はなかなかわかってますなぁ。
画面のようにISBNコードを打って右上の「完了」ボタンを押すと…



自動でアマゾンから商品画像&データを取り込んでくれるのです。
で、本棚に戻ってみると、



さっき検索した本がこれまた自動で追加されている。
こんな風にごく簡単に本のリストが作れるわけです
ちなみにJANコードが使えることからわかるように、
本以外のリストも作成可能です。


しかしこのソフトは司書のためにある、
と言っても過言でないほど司書にとってありがたいソフト。
何せISBN検索ができて、目的別で本を分類できて、
さらにみやすいリストを自動で作ってくれる。
出先で「お、この本読み聞かせに良いかも」とか、
「この本選書用に今度読もう」とかいうシチュエーションで、
いままではいちいちメモ帳を開いてメモしていたけど、
これならiPhoneでアプリを呼び出してちょいちょいっと
ISBNを打つだけで即リストを作ってくれる。
まぁ実際にはそのリストを見ながらさらに
市立図書館などの所蔵検索をしないといけないけど、
ともかくひたすら本の情報を蓄積する、
と言う点ではこれほど便利なソフトは無い。
いやはや、益々iPhoneが手放せなくなりますなぁ。



こんな風にリストが作られる。見た目も良いぞ。