久々の外部研修


大阪府の図書館司書セミナーに参加。
学校司書限定ではなく、公共も含めた
府内の図書館司書全般を対象としたもの。
午後1時半からの研修だったので、
午後から有給を取って参加。
「研修なのに何故有給取るの?」と
これ読んでる人は思うかもしれませんが、
オレは研修にも仕事で行かせてくれない身分なのです…
とまぁ愚痴は置いといて。


今日は某大学の先生の講演で、テーマは「YA」。
YAは「ヤングアダルト」の略で、
小学校高学年〜18歳くらいまでの、
いわゆるティーン世代が対象で、
図書館では特に読書離れが進む世代。
特に中学生以上は読み子と読まない子の差が激しく、
オレ自身も中学校図書館に勤めているので実感してるけど、
読書に目が向かない子たちをどうやって読書に導くか
という課題はひじょ〜に難しい。
その勉強のために今日のセミナーに参加させていただいたんですが、
なかなか勉強になった。
この子たちの視線に立って考えんとイカンのだなぁ…
基本的なことだけど見落としがちだったな。
ただ、それでもまだまだ問題点はある。
う〜ん…色々策を考え知恵を絞らんとな。


ちなみに読書離れを防ぐのに一番手っ取り早い方法は
中学・高校でも週1回図書の時間を導入することだけど、
この話を先生や教育委員会にすると必ず皆半笑いの顔で
「いやそれは…」とあやふやに受け答えするか、
「そりゃ無理だよ」と即答される。
家庭に読書環境が無い、国語以外の授業で図書室使わない、
学校司書は週1.5日しか来ない、
と言う状況でこれ以上に子どもの読書離れに歯止めをかける
策は無いと思うんだけどなぁ…
もしやってくれるなら1.5日全部図書の時間で埋めてくれてもいいし、
何なら2週に1回必ず全クラス図書のじかんをやる、
でも良いんだけどなぁ。それでもだいぶ変わると思う。
ま、現実的には無理だろうな。これも根本的な解決では無いし。