小学校用十進分類法 その1


オープンデー。
今日は月曜の時間割なので図書の時間が3時間ある、はずが、
音楽鑑賞会で全て潰れて授業なし。
今年度になってから月曜日は代休・祝日で潰れまくり。
というか、高学年の図書の時間が隔週になったり
行事でなくなったりと、ずいぶんオレの授業数が減った。
その分図書室内の整備ができたり溜まっている図書の装備や
登録ができたりするが、う〜ん。


オープンデーは午前中で終わり、
午後は職員室でひたすらPC作業。
図書便りを作り終わり、印刷も完了。
続いて小学校用十進分類表の索引作り。


先日十進分類法のポスターを作成し、
既に十進分類法についての利用指導も済んだ。
利用指導はまず請求記号と分類の関連を説明し、
続いてポスターを使って十進分類法のおおまかな分類の説明。
「類」という言葉と各類の簡単な内容、そして最後に0類の説明、
という流れまでがポスターを使っての説明。
そしてさらにウチの学校独自で作っている
「○○小学校十進分類表ファイル」の説明。


この「○○小学校十進分類表ファイル」は
0類〜9類の全ての3次区分表を小学校用にアレンジしたもの。
「3次区分表(要目表)」というのは
実物を見てもらえば一発でわかるかと思いますが、
要はよく図書館の本の背中に貼ってある
「486」とか「031」とかいう数字が何を表してるかを
一覧表にしたものです。


この3次区分表は「日本十進分類法」という
本の分類法に基づいてるんですが、
しかしこの「日本十進分類法」は
大人向けなので子どもにはわかりにくい。


そこで、子どもにわかりやすいように全ての番号の内容を
子ども向けに書き換えたのが、
「○○小学校十進分類表ファイル」というわけです。
具体的に変更した例を挙げてみると、

  • 147=超心理学・心霊研究 → 怪談・幽霊・魔法
  • 457=古生物学・化石 → 化石・恐竜・古代の生物
  • 739=印章・篆刻・印譜 → はんこ作り


こんな風にわかりやすく書き換えています。
もちろん漢字は全てふりがな付き。
さらに、小学校ではなじみの無い番号、
使いそうに無い番号は項目の背景色を灰色にしてあります。


このファイルを作成した理由は子どもにも
十進分類法をわかりやすくする、というのが第一の目的ですが
同時に「図書室内の配架(本の置き場所)のルールをしっかり決める」
という目的も同時に果たしています。




長くなったので続きはまた明日。